こだわりブランドその1:マザーハウス

先日、久々に(GW以来だな)一時帰省した際、両親からお小遣いをもらった。
この歳になって小遣いなんて恥ずかしい話ではあるのだが、せっかくなので、ビジネスでもカジュアルでも使えるもの=秋冬用のジャケット&ロングショルダーの購入に有効活用。ありがとう、父&母。


クリエイティブ職ゆえ、普段はジーンズにテロテロ服という格好で仕事をしているが、打ち合わせで客先に行く場合はそういうわけにいかないもの。また、たまーにだけど、ジャケットを羽織ってシャキッとしたいなと思うときもある。
こういう時は、安物ではなく、ちゃんとしたクオリティのものを身に付けたい。ただ、どこかに「クリエイター出身」という佇まいを醸し出したいと思っているので、よっぽどの時(謝罪とか…汗)以外は、フツーの形したスーツなんて着ないぞと心に決めている。
この感覚って、校則破って制服を崩して着る中高生たちと変わらないのかもしれない。いいんですよー、成長してないと言われても。


さて、やや前置きが長くなったが、今回はロングショルダーの話。


マザーハウスというブランドがある。最近メディアで頻繁に取り上げられているので、ご存じの方もいるかもしれない。
かくいう自分も、先日「メトロポリターナ(東京メトロ発のフリーペーパー)」でその存在を知った人間のひとり。そのときは「へぇー、ジュートのカバンねぇ」とスルーしていたのだが、ある日何気なくネットで「復習」したところ、そのラインナップにすっかり惚れこんでしまった。


マザーハウスでは、バングラデシュの特産品であるジュートを用いて、バッグや小物を現地生産している。
バングラデシュから世界に通用するブランドを」とか「ビジネスを通じた国際貢献の実践を」とかっていう企業理念に共感する人も多いだろうが、そんなことを抜きにして、まずデザインが素晴らしい。ディテールがいちいち凝っていて、かわいい。そして、発展途上国云々なんて感じさせないクオリティ。そうじゃなくちゃ、買えないし、使えない。


今回は「仕事でも使える」ということでロングショルダーをチョイスしたが、たぶん、近い将来、ビッグバッグ(商品名:エッジ・メッセンジャー)やペンケースをゲットしてしまいそうだ。
しかも困った(?)ことに、直営店が家の近所にある。これはヤバい。


ところで。
エルメスだのディオールだのっていう類には目もくれないけど、こう見えても(??)、一度惚れたブランドに対してものすごくリスペクトする人間でして。
直感で選び、実際に手にして、良さ&自分との相性を確信したものにはとことんつきあいます。逆に、冷めたときはあっさり手放しちゃうけど。ファッションもそうだし、日用品もそう。あー、男性に対しても同じかもしれないなぁ…。
何はともあれ、そんなブランドを、折に触れて紹介していけたらと思っているのでよろしく。