三連休の中日

練習が入っていたのは土曜のGオケのみ。
フツーなら、春の陽気に誘われて、ブラリとどこかへ散策旅・・・といきたいところなんだが、今月は前半にお金を使いすぎてしまい、早々に断念。
遠出はせず、ほとんどグータラとすごしておりました。ああ、もったいなさすぎる。


ただし、連休中日のこの日はデートが2件。
お誘いいただけるのはありがたいことです、はい。


1件目、昼間は、前事務所時代の後輩デザイナーとランチ&甘味。
天気もよかったので、梅園でテイクアウトしたあんみつを、隅田川を眺めながら食べた。
彼女は、おいらの人生史上はじめての部下だった。が、彼女とはどうもソリがあわなくて、仕事ではよく衝突した。彼女もおいらもコドモだったよなぁ。
あれから4年、こうしてお互いゆっくりと話ができるようになったというのは感慨深いというかなんというか。
今、彼女はデザイン制作会社で働いている。請負にありがちな激務続きでかなり心配な働きっぷりだが、ムリがきくのなんて20代のうちだから、うまく立ち回ってほしいものだ。


夜は、Gオケ元団員に誘われて、阿佐ヶ谷のライブハウス・ネクストサンデーへ。4組がそれぞれ30分の持ち時間で登場。
いずれのステージも楽しんだが、「客席を曲(演奏)の世界に巻き込む力」において、後半2組が抜きん出ていたか。
等身大の感情を淡々とした語り口と巧みなピアノアレンジで届ける富山優子さんの弾き語り。
日常生活を巧みに切り出すストーリーメイキング、クールさと笑いが高次元で昇華したパフォーマンスで圧倒した夫婦デュオ・進化論
この2組は、また聴きたい、と素直に思った。
そして、我々クラシック演奏愛好家というのは、この「聴き手を巻き込む意欲」になんて欠けていることが多いのだろう、とも思った。なんなんだろう? この違いって。