8日で3公演、完遂

この連休で2つ、前週のSオケをあわせると8日間で3公演、というスケジュールになってしまった。
そうだよな、同じ時期に演奏会を開くオケの賛助を2つ受ければ、当然こういうことになるわな。
プロの演奏家なら当たり前のスケジュールだろうが、おいらが同じようにできるわけはなく(しかも本業をやりながら)、さすがに最終日はヘロヘロに+風邪までもらってしまった。家に辿り着く体力気力がギリギリ残ってるか…な状態で、電車を乗り継ぐのはしんどいね。楽器と衣装がただの重荷に感じてしまうという。


まぁそれはよいとして。


今回の指揮者は、口調は柔らかいのだが一切妥協のない方。この西オケ、いい指導者に鍛えてもらえてるよなぁ。
地域密着系な市民オケゆえ、どうしても個々の技術レベルでは差が生じてしまうけれど、アンサンブルのコツは楽器操作とは別に習得できるもの(だとおいらは思ってる)。これが全てのメンバーで共有できたら、もっとよいオケになるだろう。
…Gオケも、こういう人にみっちりトレーニングされたほうがいいのではないか(ボソッ)


チャイコフスキーの5番を弾くのは8年ぶり。一時期頻繁にやって食傷気味だったこともあるが、久々に譜面に対峙すると発見が多い。やっぱり名曲といわれるだけのことはある。
チャイコってなんかやみくもにfffとかpppとか使うってイメージがあるけど(笑)、少なくともこの5番に関しては音量設計が緻密にされてるな…と思った。


一方のフォーレは、初期の作品と晩年の作品がごちゃまぜになった組曲で、あからさまに違う響きを行き来するという。
ただ、晩年のハーモニーをうまくハモらせる作業には手こずってしまった。聴くのと弾くのは大違いってことを痛感。よい勉強になりました!