Gオケ本番終了

ソリスト効果とはいえ、入場者数1500人オーバー
当然、Gオケ史上最高ですよ。
いやはや、ビックリ。


イリーナさんのピアノは、堅牢で、力強く、でも清らかで。これがロシアのピアニズムってやつなんですかね?
ありがちなラフマニノフじゃなくて、ベートーヴェンでご一緒できたのはとてもうれしい。
Gオケにとっては、田園以来(あ、このときも同じマエストロだ)のベートーヴェン。練習中はあまりにオケのイマジネーションがなさすぎてガッカリすることも多かったのだが…楽聖の音楽に、ちょっとお近づきになれただろうか。


一方、エルガーに対する客席の反応は真っ二つ。そりゃそうだよな、一回聴いてハマるタイプというより、何度も接してるとジワジワくるタイプの曲だから。
ちなみに、個人的には1番より2番のほうが好き。2番のほうが自由な感じがする…って今だから偉そうに言ってるけど、おいらだって、初めて都響で聴いたときには「なんじゃこの曲は?」って思ったし。
急遽くっつけたアンコールの沸き具合には苦笑いだったが、でもまぁ、喜んでもらえたのならよしとしましょう。


さて、以下は自分の話。


個人的な理由があって、いろいろ感慨深いステージだった。
そもそも、半年前には、自分が乗るなんて想像もつかなかった演奏会。
トリフォニーは2月にFオケで弾いたけど、やっぱりホームオケで弾くのは格別。
エルガー4楽章でちょっとウルッときて、涙こらえてたら今度は鼻水が止まらなくなり(汗)
映像に残っていないことを切に願う…


とはいえ、いろんな感想やコメントをもらったけど、いちばんツボだったのがこれ。
「お顔知らないのでどの人かなぁと思ったけど、後ろの方でトップを弾くように弾いていた方かしら?」
…これって、いいことなんだろうか、悪いことなんだろうか。