倫敦逃亡

11/10〜16で、人生初のアジア脱出。
天候も思ったほど荒れず、朝こそ雨や霧でしっぽりしてしていても、午後は概ね青空に恵まれた。



ウエストミンスター寺院に行き忘れたのは不覚。あとの市内名所は概ね見たはず。
11日はちょうど「ベテランの日」で、ロンドン塔のお堀が造花のカーネーションで真っ赤に染まる光景にグッときた。
ビクトリア宮殿の衛兵交代も見学(でもさすがに11月に外で2時間近くいるのは寒い!)。赤い制服ってイメージがあったが、グレーだったのは冬コートだからかな?



美術系は、テイト・モダン、ナショナル・ギャラリー、大英博物館をさらっと。全部は見切れてないよ、そんなんしたら1週間あっても足りないから。
4年前に上野に巡回していたデューラーの「マクシミリアン1世の凱旋門」を、大英博物館で再びお目にかかれたのが、個人的最大サプライズ。



せっかくのヨーロッパなので、現地でコンサート鑑賞も。ロンドン・フィルとロンドン響を、それぞれのホームで堪能。
どちらも楽しんだけど、個人的には、ロイヤル・フィルのサウンドにより感銘を受けた。あんなデッドな箱(ロイヤル・フェスティバル・ホール)で、あんなにシルキーな響きを生み出せるとは…。



何度も地下鉄を乗り間違えたり(大江戸線タイプの路線が複雑に絡むとワケワカメ…)、食事の量がわからず「食べ過ぎ→次を抜く」を繰り返したり、帰りの飛行機はオーバーブッキングで予定便に乗れず(!)というトラブルも。ただ、そんなこんなも含めて楽しかった。
旅行目的では2度目、出張も含めると4度目の出国だったが、「いちばん海外旅行っぽいことをした旅だったな」というのがいちばんの感想ですな。


ユーロデータのWiFiルータ、2台つなぐと(友人のタブレット&おいらのiPhone)さすがに重たさを感じたが、費用対効果としては十分すぎ。今後もヨーロッパに行く機会があれば使おう。
ただし、ユーロデータが貸してくれたCタイプのアダプターは、泊まったホテルでは使えず(BFタイプだった)。自前で別途アダプターを持参してたので問題なかったが、複数パターン用意しておくのは大事。