主張と覚悟

幹部合宿なるものに召集されたんで、この金曜〜土曜で参加してきたのでした。


いろんな議題が用意されていたのだが、それとは別に、開発現場の現状(惨状?)と自分のホンネを公式な場でどうしても伝えたくて、2日間暴れまくってきたよー。
ホントは根っこの部分=事業方針自体への疑問もたくさんあったのだが、それはこの合宿で突っ込むことではないと思ったので封印。


相変わらず肝心なところで決断をしない新社長には不満が残るけど、ボスから「覚悟」をひとつ引き出せたのは大きな収穫だったかな。もちろん、自分がかぶらなくてはならないことが増えたのも事実なんだが、そこは「等価交換」ということで(元ネタわかる人、笑うな!)。
同僚Iのホンネもようやくわかってきたし、これでうちの部はようやく「部」として機能できるような気がしてきた。


さて、年の瀬なんで、これまでを少し振り返ってみると。


この事務所に関わって約5年、正社員としては丸3年になろうとしているのだが、いつも「ここで働き続けられるモチベーションはあるのか」って、半年ごとに自問自答し続けながらやってきた。裏を返せば、あくまでも一雇用主と一制作者という関係性を求め続けてきたわけだ。
プロスポーツ選手とかと同じ「契約」という感覚。そりゃそうだ、会社員よりもフリーランスで働いてきた時間のほうが長かったんだから。


ただ、この1年間で、自分のスタンスが大きく変わったなと感じている。「会社で働く」ということや、「組織」の歯車のひとつとして存在することの重みとか。
その大きなきっかけは、やはり、自分が面接をして入社してきた子=部下Sと部下K(先月紹介派遣でやってきた)が自分の下で働くことになったという出来事なのだろう。クサい言い方だけど、少なからず、彼女たちの人生を左右してしまうんだなという責任感というか。


まぁ、あーだこーだ言いながら、結局この事務所ライフをを楽しんでいるのかも。だからこそ、音楽活動を含めたライフワークバランスを考え直さざるを得なくなってるんだけど・・・。