Gオケ本番(兼、首席勇退公演)終了

エイプリルフールだったのでホントに開催されるのか心配だったが(笑)、無事決行。
おそらくGオケ史上最高の客入りで、プログラムが足りなくなったらしい…


自分的最大懸案だったコダーイ3楽章のソロ、あれはねぇ。
譜面ヅラはたいしたことないって言うけど、前楽章は弦タセットで、そこからまったくの1人で音楽をつくりあげなければならないというのは、想像以上の怖さがあった。
合奏では直前までまともに弾けたことがなく、オケの仕上がり具合と自分とのギャップに悔しい思いをしたことも。
本番は、酔っ払いとかなんとかってのは全部横に置いて、とにかく入りをゆったり、落ち着いて始めることだけを考えて臨んだ。自分でしかできない歌は奏でられたかな? 後半やや力んで豊かなフォルテを作りきれなかったけど、これは練習でもついぞできなかったことなので…
いつもオケで使っているモンゴル弓ではなく、発音重視なカナダ弓にしたのも吉だったかなと思う。アドバイスをくれたAさんには感謝、感謝。


そんなわけで、以前触れた通り、長年の夢が叶ったところで、首席は後進にバトンタッチ。
てか、トップをやったというより、とにかくソロばかりやったっていう印象なんだよな…事実、トップをはった21公演中、ソロのなかった演奏会はわずか5回! どんだけおかしな選曲してるんだよ、Gオケ!
快心の出来と思えたもの(今となっては…なものも含む)から、弾いたこと自体抹消したいものまでいろいろあるけれど…もう、これほどのプレッシャーを味わうことはないんだろうな。


引退宣言してから今日までの間、いろんな人にいろんなこと言われたし、自分自身でもいろいろ考えるところはあったのだけど、今はとても清々しい気分です。


ソロとかトップとかいうことはさておき、3曲とも弾いていて楽しかった。
そして、このオケで弾くことが好きなんだな、ということも再確認できた。
本当にありがとう。
次回からは、新トップに寄り添う立場で、またひとつずつGオケでしかできないサムシングをわかちあえるようにがんがります。