2013年出演履歴

2013.1.29(SUN) at 新宿文化センター
弦楽合奏団弓組 第3回公演 〜NHKによせて〜
音楽監督/バンドネオン 啼鵬
ゲスト 伊藤 大輔


2013.2.3(SUN) at すみだトリフォニーホール
FAF管弦楽団 第44回定期演奏会
指揮 森口 真司


2013.4.7(SUN) at すみだトリフォニーホール
東京楽友協会交響楽団 第94回定期演奏会
指揮 橘 直貴


2013.4.27(SAT) at セシオン杉並
エステルハージ室内管弦楽団 第4回演奏会
指揮 松元 宏康


2013.5.18(SAT) at すみだトリフォニーホール
FAF管弦楽団 第5回室内楽発表会


2013.6.29(SAT) at 中井・音楽サロン「パパゲーノ」
カルテット・ヴェロニカ ウィークエンド・サロン vol.1


2013.7.15(MON) at 幡ヶ谷・アスピアホール
杉山家とゆかいな仲間たち


2013.8.17(SAT) at 杉並公会堂
東京農業大学OBOG管弦楽団 第4回定期演奏会
指揮 松元 宏康


2013.8.25(SUN) at 杉並公会堂
オーケストラ・セレーナ 第4回演奏会
指揮 中田 延亮


2013.8.31(SAT) at ミューザ川崎シンフォニーホール
FAF管弦楽団 第45回定期演奏会
指揮 天沼 裕子

モーツアルト:歌劇『魔笛』KV 620より「ああ、怖れおののかなくてもよいのです、わが子よ!」(アンコール)


2013.9.23(MON) at つくば・ノバホール
第4回 グループ「鈴懸」コンサート
ソプラノ 竹内 輝子、八牧 幸子、谷田部 裕美、土田 洋子、須賀 真澄、落合 祐子
ピアノ 廣澤 良子、遠藤 曜子、中島 健、塚田 恵美子、横山 明子
弦楽合奏(友情出演) 弦楽合奏団弓組


2013.9.29(SUN) at すみだトリフォニーホール
東京楽友協会交響楽団 第95回定期演奏会
指揮 松岡 究


2013.12.7(SAT) at 荻窪・かん芸館
弁天百暇堂 vol.6 南欧周遊記

  • ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲 ニ長調
  • ヴィヴァルディ:モテット『まことの安らぎはこの世にはなく』RV 630 ←これ弾きました
  • トゥリーナ:ピアノ三重奏のための幻想曲『環』op.91
  • ミヨー:ヤコブの夢 op.294 ←これ弾きました
  • ファリャ:『恋は魔術師』よりパントマイムと火祭りの踊り ←これ弾きました

2013年終了

まだ数日残ってるが、仕事も大きなものは終わったし、もういいよね。
例年に倣い、1年の総括をば。10こも挙げるのは面倒だから適当に。日記で触れてないネタもあるけど、まぁいいでしょ。

  1. ダイエット成功
  2. のらりくらりとフリーランス生活
  3. 初海外「旅行」
  4. クァルテットデビュー公演
  5. 生ハーゲンQ聴けた&サインもらった
  6. 着ぐるみデビュー
  7. 12年ぶりの小樽詣で
  8. 賛助オケで集客予想ニアピン賞


このところ高止まりだった体重を絞り、ほぼベストの状態に戻せたのが今年最大のトピックスか。演奏会の写真や映像見ても、去年のと比べて明らかに顔の輪郭が違うwww
体が軽くなると、いろんなことが楽しくなりますね。手持ちの服はほぼ買い直しになっちまったが、それもまた楽し。


ダイエットの大きなきっかけとなったのが、潜在失業者生活の再開。
通勤&業務過多&しがらみ等のストレスから解放された一方で、このまま自宅に引きこもるとまさますブタになっちまうという恐怖がね。あと、誰にも生活リズムを邪魔されないこのタイミングで心身の健康を取り戻そうというのもあったし。
ダイエット自体はそんなに苦労したという実感がない。だけど、あのままサラリーマン続けてたら、きっとできなかっただろうなぁ…とは思う。


オフ面では、海外脱出を含め、逃亡旅行もそこそこ実現。やっぱり旅はいいものだにゃ。


びよら弾きとしては、13公演に出演。数としてはほぼ例年通りだが、練習&本番が集中した夏場は正直しんどかった。
とはいえ、念願のクァルテット定期活動化をはじめ、室内楽がたくさんできてうれしかった。
一方で、ここでは詳しくは書かないが、所属団体の一部見直しも実施。団員として活動できる団体の数にはやはり限界があるな(今でも多いと思うけど)、本番回数や練習回数云々というより、自分のアイデンティティという意味で。


聴く側も充実していて、プロアマ含め約30公演。こんなペースで演奏会聴いたのは8年ぶりくらいじゃないだろうか。ハーゲンQも3回拝めて大満足。


総じて、充実していた1年だったといえるかな。昨年はボロボロだったことを思うと、今年は出来過ぎかも。
ただ、おいらの場合、隔年で好不調の波が激しいんだよね…次の1年をどう過ごすかがカギになりそうだ。

<弁天百暇堂>vol.6終了

毎年締めくくりの開催が恒例となりつつある室内楽プロジェクト。
ここ2回(自分の出演曲は)ドイツ系が続いてたんで、反動(?)で久々に南欧=イロモノしばりにさせてもらいますた。でも、ここ数回ではいちばんおもしろいプログラムになったんじゃないかな、演奏者的にも、お客様的にも。
出演者12名中6名と、<弁天>再開後ではいちばんGオケ比率が高かった今回。会場もレギュラーな場所に戻したこともあり、雰囲気がアットホームすぎてしまったかな…まぁ、室内楽って場も含めて親密なものだと思ってるんで、まぁよしとしとくか。


自分の乗り番3曲について、簡単なメモ。
3曲それぞれ求められる音が違ったけど、さて、どのくらい弾き分けできたか…

ヴィヴァルディ


ソプラノの方*1に「弦と共演できる曲って、何かありますかね?」とリクエストしたら、この曲が出てきた。バロックの声楽曲はこれが初体験。てか、<弁天>でバロックやるのも久々だ(vol.1のアンコールでバッハやって以来)。
タイトルロール(って言うんかな?)は「シャイン」のエンディングで使われてたようだが、あー、結局見ずに終わったよw
ヴィヴァルディらしい清清しく美しい曲だが、今だから白状すると、「E-dur&A-durは弾き慣れてない」+「苦手なベースラインがびよらに頻出」のダブル課題を突きつけられ、3曲中いちばんプレッシャーを感じながらさらった曲だにゃ。

ミヨー


学生時代に木管五重奏(ルネ王の暖炉)をホルンで吹いたことはあるが、びよらでミヨーは初。
ほとんどの方がご存知ない曲だと思うが、これ、たまたま持ってたCD*2に入ってたんですよ。首謀者なので当然<弁天>レパートリーの大半を自分で提案してるわけだが、アイデアの多くはこうした「たまたま」の蓄積なのだ。
作曲家がプロヴァンス出身なだけで、曲の内容は全くもって南欧ではないw しかも難しい曲で(音並びもアンサンブルも)、メンバーにはたくさんグチられますた。でも、この磐石レギュラーメンバーならチャレンジできるって思ったからこそのエントリーなんで。最終的にはおもしろがってもらえてよかったな、客席にどこまで伝わったかはアレだけど。

ファリャ


先輩方が演奏する「三角帽子」を聴いて「カッコええ!」と衝撃を受けたのが高校1年のとき。おいらにとって、ファリャはクラシックにハマるきっかけとなった作曲家。
その後「三角帽子」はGオケで10年前にやらせてもらったが、「恋は魔術師」のほうがずっとスペインっぽさが濃厚だよね。
作曲家編によるピアノ六重奏版の存在を知ったのは、確か3年くらい前だったと記憶。「これなら<弁天>でもできる!」というわけで。まさかピアノ譜と弦パート譜が別売りだったとは思わなかったがwww
何はともあれ、みんなにも「カッコええ!」って思ってもらえたかな?


来年は10周年。とくに記念的な何かをやるつもりはないけど、これからも続けていくよと。
ネタはまだたくさんストックしてるんでね!

*1:vol.4から毎回出演中。声楽がレギュラーになってる室内楽演奏会って、殆どないよね?

*2:どうやら廃盤になってしまったらしい。現在入手できる現役盤はない模様。

初海外「旅行」は台北

夏休み…というには遅すぎるのだが、11/20〜22で台北旅。
出張経験はあるものの旅行での海外はこれが初めてなおいらと、旅は慣れてるけどアジアは初めてという友人との女二人旅。
1週間早かったら台風でやばかったかもしれないが、滞在中はほとんど雨に降られることなく、過ごしやすい気候で助かった。




JALのパック利用、2日目はオプションツアーつけたので、フリーなのは実質初日の半日だけ。
観光は全部明日まとめてってことで、初日は台北駅周辺〜中山エリアをノープランでひたすらウロウロ。トータルで6kmくらいは歩いたんじゃないだろうか。散歩慣れしてるはずのおいらでも、さすがにちょっと筋肉痛になりますた。
夕飯は100元ちょっと(=約350円)で腹一杯。お粥は同行者と半分こ。これしか入らなくなったとは、おいらもトシとったな…




2日目は総勢13名+ガイドさんで、名前の通り「もりもり観光ツアー」。
約12時間で台北101展望台→中正紀念堂→鼎泰豊で昼食→龍山寺→忠烈祠→故宮博物館→九イ分で夕食→士林夜市。やや強行軍だけど、初心者にはいいんじゃないですかね。
ただ、昼も夜もごはんのボリュームが多すぎ+おまけのタピオカミルクティもヘビーサイズで、肝心の(?)夜市では何も食べられず。


楽しかったが、韓国・中国・台湾と東アジアばかりなので、今度はアジア脱出を目標にしよう!

Gオケ本番終了

前回が1,500人超え、今回は1,600人超え。いったいどーなってんだ?
いや、たくさんの方にご来場いただけるなんて、ありがたいことです。


Gオケって、やっぱりキューちゃんのときがいちばんクオリティが高い演奏になるんだな、というのが正直な感想。
前回ご一緒したマーラー9番は、震災直後というタイミングも含めて一期一会という感じだったが、今回は、シーズン半ばには中だるみというか伸び悩みな時期はあったものの、きっちり練り上げたものをお披露目することができたかな。
アマオケっておかしなもので、複数のオケが同じ曲を採り上げるケースが多くて、今回のリヒャルトもご多分に漏れず(偵察目的or聴き比べ目的のお客様も多かったのでは)。でも、どのオケとも違う、Gオケならではの音楽はできたんじゃないかと。


それにしても、死にそうになりながら「ドン・ファン」を弾いてから12年。
Gオケも、リヒャルトをメインでやるようなオケになっちまったんだねぇ…しみじみ。


びよらパートは、トップもサイドも若手に任せた。団内では時期尚早という意見もあったようだが、少なくとも量(頭数)的には今いちばん勢いのあるパートなんで、チャレンジさせるなら「今でしょ」と思ってた。
彼らはそれぞれにやりがいを感じて頑張ってたし、だからこそ「お前はまだまだだなー」みたいな激励もきちんと受け止められるんじゃないかな。
おいらですか? ご隠居なんで、後ろでノホホンと(笑)いや、ホントにこりゃまずいってときだけ、ほんのちょっと動いただけですよ。

2013年・オケ夏の陣を振り返る

まだホームのGオケを残しているが、3週連続本番というハードワークをなんとかクリアしたので、ここでいったん振り返り。
所属オケ以外については、自分のことだけ。

農大OBオケ賛助(8/17)

このごろ、オケにおける自分の弾き方が以前と変わったなと思っている。
うまく説明できないんだけど、指揮の見方とか、間の取り方とか。
変わったきっかけは、まつげんとの出会いが大きいかも。いい意味で合理的なんだよね。おいらも勢いだけでは弾けなくなってきてるし、(今まで何も考えずに弾いてたわけじゃないけど)クレバーさを身に着けたいというか。
個人的には、そのことを検証するいい機会になったかな。賛助の場でそういうことを確認するのもなんだけど。
あとはなんだろ、「『未完成』っていい曲なんだな」と思えたこと。ああ、おいらもトシ取ったね…(苦笑)

夏オケ(8/25)

前半サイド・後半後ろが指定席となりつつある、名前通りのシーズンオケ。
前プロって本番どう演奏するかが難しいポジションだと常々思ってるんだが、今回はその前プロ=フィンガルがめちゃくちゃ良かったんじゃないかと。なんていうか、このオケからこんなに透明で綺麗な響きが出るものかって、自分で弾きながら不思議だったくらい。
ベートーヴェンも、シーズン前半はどうなることかと思ったけど、本番にはなんとか間に合った。「アマオケにしては〜」な注釈は必要だろうが、達成感はあるな。
コンチェルト、実はステリハで泣いたw いやぁ、3楽章終盤、ピチカート終わったあとのソロのくだりを聴くといつもダメなんです、おいら。本番は冷静に弾けたけど。ただ、オケとしての「ソロと一緒に弾ける幸福感」は、一昨年のエルガーのほうが上だったような気がするのは自分だけかなー。
細かいことはいろいろあるが、全体的には「毎年ちょっとずつでも進化や変化を感じられるのはありがたい」、というまとめ方になるだろうか。

Fオケ賛助(8/31)

前回は10人いたはずのヴィオラ団員が諸事情で半減、ということで3度目の客演。
楽しかったし、ご迷惑にならない程度のオシゴトはできたと思うが、メインのチャイ4は駒の手前側に弓を引っ掛けてバランスを崩して、最後の1ページまともに弾けなかった…やっぱり疲れてたんかなー。
ミューザはいいホールですね。また機会があれば弾いてみたい。