自分が寄与できること

半年くらい前だったかな、とある人に相談されたときに返信したメールから一部抜粋。
(多少編集してます。リアルでは「おいら」って使わないし>笑)
なんだかえらそうなこと書いてるけど(汗)、これが現時点でのスタンスであることは変わりなく。



おいらもこのオケに入ってだいぶ経ちましたが、変わったなーと思うことはたくさんあります。
○○さんに関係があることがあるとしたら、次のようなところでしょうか?

1.求められる演奏スキルが高くなった
一方で、「引き際」や「世代交代」の判断を強いられるケースは、今後弦も管も増えてくると思います。
2.古典曲をやらなくなった
おいらは「運営上仕方のないこと」と割り切っていますが、オケの基礎訓練面でデメリットがあることは確かなので、この部分をどう補うかは団員個々に委ねらていることを自覚すべきでしょう。
3.出席率が安定しない
おいらも、仕事の都合で欠席しがちだった頃はいろいろ言われましたし、実際休団もしました。各々の事情は理解しますし、できればフォローしたいとも思いますが、「毎週○曜日○時からの練習に参加する」という大原則が守れないのはやっぱりまずいと思うのです。弦のトゥッティでも7割以上はほしいですよね。


おいらは「アマチュアオーケストラは、音楽だけを追及するコミュニティではない」と思っています。
(それが嫌だからアマオケはやらないって人もいますが…)
極論をいえば「好きな人に会いたいから練習に行く」という動機だって成立します。
とはいえ、演奏行為に関わる者として、「ある一定の条件をクリアできない場合にどうするのか」は考えておく必要があるのかなぁと。


(中略)


おいら自身、学生時代に楽器を始めたスロースターターであり、楽器の演奏技術でアピールできる奏者ではありません。正直、幼少時から十分な基礎訓練を受けた方々と互角(?)に渡り合うのは、それなりにプレッシャーを感じます。
それでもなんとかトップをやっているのは、技術以外の部分で、これまで培ってきた経験等が、このオケの音楽や雰囲気に少しでも寄与できているはずだという自負があるからです。具体的にはうまく説明できないけど、それこそが自分の生命線といってもいいかもしれません。


なんだかまとまらなくなってしまいましたが、一奏者として
「自分の代わりは誰もいない」ことをアピールできるように日々努力していくのか、
「自分の代わりはいくらでもいる」というスタンスで肩の荷を下ろしていくのか、
そのへんは決めておいてもいいのではないかな、と思います。
少しでも答えになっているでしょうか?