音楽活動にかかる費用 その1(オケの団費・演奏会費)

いろいろな考え方があるだろうが、アマチュア演奏家の場合、演奏活動は基本的に「お金を払ってやるもの」だと思う。
譜面の購入、ホールや練習場所の使用料、広報、指揮者やソリスト・賛助出演者への謝礼、特殊楽器のレンタルなどなど、基本は音楽仲間でお金を出し合って実現させようとする。
おいらもご多分に漏れず、音楽活動をしている限りは支出がかさむ。とくに今年は所属団体を4団体に増やしたこともあり、家計のやりくりが一気に大変になった(苦笑)
というわけで、支出の内訳を振り返りつつ、我々アマチュア演奏家の日常について考えてみようかと。


マチュアオーケストラでは、通常、団費や演奏会費という名目で活動費を団員から徴収し、かわりに演奏会の入場券(チケット)を団員に配布する。
このチケットを販売すれば、自分が払った活動費をある程度回収できる。ただ、おいらも含め、他団体の音楽仲間にはタダで配っちゃうって人は多いかも。
(小額でもお金を出してもらうほうが、結果的に当日足を運んでもらえる率は高まる…ということもあるだろうが、ここでは考察せず)


オーケストラの規模にもよるし、費用の徴収方法も団によってさまざまだが、演奏会1回(本番+それに向けての練習)あたりの出費は25,000〜50,000円が相場だろうか。
いわゆる「一発オケ」企画でも、このあたりが予算の目安になるだろう。
年2回演奏会をやるオーケストラなら、年間の公的出費は50,000〜100,000円。
これを大幅に下回る場合は素敵なパトロンがいるのだろうし、大幅に上回る場合はよほど身の丈を超えたチャレンジャーな企画をやってる…ということになるのでは。


で、おいらが所属している4団体でかかった費用を計算してみると、平均約28,000円/回。
まぁ、妥当なところですかね。
もっとも、これが年2回(Gオケ2回)→年6回(Gオケ&エステ管各2回、夏オケ&メジゾリ各1回)になれば、財布が軽くなるのは当然のこと。
その分、普段がんばって働こうと思うかどうか、だな(笑)


なお、この金額には、練習に通うための交通費・自分の楽器のメンテナンス代・本番の衣装代・練習後の反省会代(爆)などは含まれませんので…念のため。