そろそろ本気で

昨年結成したクァルテットのデビュー公演は、先月無事終了。次回公演は未定だが、楽しく続けられそうな手応えを4人で共有できたのはよかった。
一方、メジゾリのスピンオフ的位置付けでアレンジした演奏会も、先日無事終了。こちらも予想通り(?)チクルスとして継続決定、次回は来年2月。
(メジゾリ本体は…このままフェードアウトなんだろうな、とだけ書いておく)
<弁天>vol.6の開催日&プログラムも決定。こちらは年末開催だ。


そんなわけで、反省は多々あれど、今年に入ってからの室内楽活動はとても充実している。
これまでは秋冬に集中してたけど、今年は年がら年中何かしらアンサンブルをやってる感じ。
こんなこと、社会人になってから初めてじゃないだろうか。


一方で、これだけ自分が首謀者としてプロデュースしている室内楽企画が増えると、ほかのものが到底手に回らないというか、手は回るけど気持ちと頭が追いつかないというか。


3年前、それまでGオケだけだった所属団体の数を大幅に増やした。
(そのへんの経緯などはこちらで触れている)
結果、これまで(主に編成上の都合で)できなかった曲の演奏機会は増え、新しい仲間との出会いも増えたわけだが、ここにきて、さすがに抱えすぎてるかな…と思うこともあるし、モチベーションが下がってしまったものも、正直なところ、ある。


今後のライフサイクルの変化等を考えると、演奏者としてのピークはこれから数年、長くて10年くらいだろう。
その間に、やりたいことを優先してやらないと。
そのためには、スタッフとして抱えてる仕事を他の人に分配することと、プライオリティの低い活動から撤退すること、どちらも必要だよね。


とまぁ、こう言葉にしている時点で、自分のなかではある程度答えは出てしまってるのだけども。